Royal Academy of Dance（以下R.A.D.）は、1920年にRoyal Balletの指導者を育成する目的で、イギリスロンドンに設立されたバレエ教育機関です。
現在、R.A.D.の教育システムは創立から100年を迎え、世界80ヶ国で約40万人を超える生徒さんがR.A.D.バレエメソッドによるレッスンを受けています。
R.A.D.ではバレエの実技指導はもとよりバレエ教育に欠かせない、解剖学、心理学、バレエの歴史、音楽、そして教育学を修めたものが、R.A.D.登録教師(ﾚｼﾞｽﾀｰﾄﾞ･ﾃｨｰﾁｬｰ)としての資格が与えられます。
R.A.D.登録教師には、生徒さんの発育状態をきちんと見極め、正しい指導が行えるように、特に解剖学に重点が置かれた授業がなされています。
R.A.D.登録教師の資格を持った教師のみが、教えている生徒さんに試験を受けさせる資格が与えられます。
R.A.D.専門クラスを受けている生徒さんは毎年、検定試験を受験します。試験はR.A.D.㏌ London本部から派遣される試験官により全て英語で行われ、評価されます。合格者には、R.A.D.㏌ London より、賞状と金、銀、銅のメダルと採点表が授与されます。
R.A.D.専門クラスでは、幼児期から音に対する感覚をしっかり確立するために、ピアニストによるピアノ演奏でレッスンを行っています。
